はじめてのお使い!765プロ大冒険SP2
BGM
TOWN_RMX
脚本家
ディン
投稿日時
2014-06-03 22:55:47

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周防桃子
商店街です。駅前に行く為にはまずはここを抜けなければいけません。
周防桃子
ここをまっすぐ進んで行くと、駅が目の前にやってきます。そこで切符を買って、上り線を2つ、
周防桃子
普通電車で走って行けばお姉ちゃんの高校近くの駅に着きます。
周防桃子
ただしその前に駅前の本屋さんで予約をしているマンガを受け取らなければいけません。
周防桃子
桃子ちゃん、ちゃーんとお母さんに引換券を財布の中に入れて貰いました。これがなければ、
周防桃子
引き換えてもらえません。凄く大事な特装版が手に入るのです。大事に持ってなきゃ!
佐竹美奈子
「あ!桃子ちゃん」出ました。商店街名物、看板娘18歳。手には凄い荷物。買い出しかな?
周防桃子
「あ!お姉ちゃん!こんにちは」桃子ちゃんはキチンと挨拶します。偉い!
佐竹美奈子
「そうなんだ。おつかいなんだ、偉いね」お姉さんも褒めてくれました。桃子ちゃんも嬉しそうに…
周防桃子
「…」
周防桃子
「ううん、これぐらい普通だよ!桃子もう大人だもん!」うーん、この意地っ張りさん。
周防桃子
桃子ちゃんはいつもこうです。誰かに褒められても「もう大人だもん」で嬉しさを隠します。
佐竹美奈子
「うんうん、そっかぁ」お姉さんも桃子ちゃんの意地っ張りは知っています。「それじゃあ」
佐竹美奈子
「この作りすぎたホットケーキ、誰か偉い子にあげようと思ったけど…いらないかあ」
周防桃子
「!?」あれれぇ?桃子ちゃんの顔色が少し変わりました。
佐竹美奈子
「あーあ、このホットケーキさん可哀想だなあ。売れ残って時間が来たら、ゴミ箱にポイだよ~」
周防桃子
「え…もったいないよ」桃子ちゃんの意思がぐらついています。さあもう少し
佐竹美奈子
「ほーれほれ、どうするどうする?」このお姉さん、ホットケーキで桃子ちゃんを釣るつもりです
周防桃子
手にする皿の上には焼きたてのホットケーキが美味しそうな匂いをして桃子ちゃんを誘い…
横山奈緒
「お!アネキまーた、店の余りで料理してたんか!オトンに怒られるで!」
周防桃子
料理屋のお姉さんの妹さんです。食いしん坊としても結構有名で…おや?彼女の手にあるケーキって
横山奈緒
「うーん!流石アネキやな!結構イけてる!イけてる!」
佐竹美奈子
「…」お姉さんのお皿にあったはずのホットケーキが…消えています。これって…
周防桃子
「…桃子の…ホットケーキ…」
横山奈緒
………
横山奈緒
「あ!めっちゃスベったこれ」ことの重大さを思い知った妹さん。やばいぞ~!
佐竹美奈子
「だ!大丈夫だよ!まだケーキはたくさんあるから!ほら、メイプルシロップもあるし!」
佐竹美奈子
「おつかいの前にちょっとオヤツにしよう!ね?」お姉さんカッコイイー!どこからか知りませんが
周防桃子
ホットケーキの山を桃子ちゃんに見せてくれました!ちょっと涙目だった桃子ちゃんも、
周防桃子
すっかり元気です!せっかくだから、ご馳走にありついちゃいましょう!!
佐竹美奈子
「…」
佐竹美奈子
「奈緒、後で新作メニューの試食会に参加ね」
横山奈緒
「え」
周防桃子
横でお姉さん達が何か話していましたが、桃子ちゃんは気にしていません。
周防桃子
「後でお姉ちゃんも一緒に食べにきて良い?」桃子ちゃん、大好きなお姉ちゃんにも
周防桃子
このホットケーキを食べて貰いたいみたいです。うん!優しい!
佐竹美奈子
「うん!それじゃあお姉さんの分も残しておくから、このへんにしておこうか!」
佐竹美奈子
とても気の利くお姉さんです。この後、お姉ちゃんと一緒にいられるようになりました。
周防桃子
良かったね、桃子ちゃん。さあ、オヤツが終わったらまずは駅前の本屋さんでマンガを貰おう!
佐竹美奈子
「…」
佐竹美奈子
「奈緒、次はこの回鍋肉だよ!」
横山奈緒
「アネキ~!もう勘弁して~!!私が悪かったから…」
佐竹美奈子
その後、つまみ食いの妹さんは文字通り食い倒れになるほど新作メニューの餌食になりましたとさ

(台詞数: 43)