野々原茜
美奈ちゃんおっ待たせー!ブッキー連れてきたよ!
矢吹可奈
お邪魔しまーす…わっ凄い量のお料理ですねっ
佐竹美奈子
可~奈~ちゃ~ん!!
矢吹可奈
あひんっ?!
佐竹美奈子
今日も練習お疲れ様!大丈夫?疲れてない?お腹すいてない?
佐竹美奈子
あっ飴ちゃんあるよ!飴ちゃん食べる?
矢吹可奈
えっと…突然どうしたんですか…?!
野々原茜
あちゃー、これは予想以上に『佐竹SAN値』が減少しちゃってるねー
矢吹可奈
『佐竹SAN値』?
野々原茜
うん。知っての通り美奈ちゃんは劇場一のお世話好きアイドルなんだけど
野々原茜
なんと、長い間誰かをお世話していないとだんだん理性がなくなっちゃうのだ!
矢吹可奈
そ、そうだったんですか?!
佐竹美奈子
役とはいえきつい事言ってごめんねー。つらかったらいつでも言ってねー…なでなで
矢吹可奈
えっと、それでどうすればもとに戻るんですか?
野々原茜
そだね~、そのままなすがままにされていればいいんじゃないかなっ
矢吹可奈
そんなっ
佐竹美奈子
なでなで!なでなで!
野々原茜
…あのねブッキー、聞いてほしい事があるんだけど
野々原茜
さすがに茜もここまでテンパってる美奈ちゃんはちょーっと見た事ないんだよね
野々原茜
多分、美奈ちゃん自身慣れない役柄で悩んで…それがいつも以上に負担になっているんだと思う
野々原茜
だからね、もしイヤじゃなかったら遠慮せずに美奈ちゃんに甘えちゃってほしいなっ
野々原茜
お世話好きなのは本当だからきっとその方が美奈ちゃんの気分転換になるはず、たぶん!
矢吹可奈
そうだったんですか…
矢吹可奈
わかりました!遠慮せずに甘えさせてもらいますね、えへへ…
野々原茜
うん、ありがとっ!…そしてこれは茜ちゃんからの頑張っているブッキーへのご褒美だよ
野々原茜
膝の上にお邪魔してっと…
矢吹可奈
ひゃん!な、何ですか?
野々原茜
さぁ、思う存分茜ちゃんをなでなでしていいよ!
矢吹可奈
えっ?
野々原茜
遠慮は無用
矢吹可奈
あっ、はい…なでなで
野々原茜
うんうん、いいよ!プロちゃんや美奈ちゃんと違って撫で慣れてない感じが実に新鮮!
矢吹可奈
(う~ん…美奈子さんに撫でられながら茜さんを撫でているというよくわからない状況だけど…)
佐竹美奈子
可奈ちゃんは頑張りやさんだからね、ムリしちゃダメだよ?
矢吹可奈
(お二人が本当に私を気にしてくれているのはわかります)
矢吹可奈
よーし、お二人や普段お世話になっている人たちの為にも絶対いい映画にしてみますよー!!
野々原茜
アアー、なでなで、きく、きく……遥かにいい……
(台詞数: 37)