所恵美
はいプロデューサー、麦茶置いとくね。
所恵美
いやー良いよね。夏に田舎で飲む冷えた麦茶。
所恵美
ザ・夏休みって感じ?
所恵美
そうそう、アタシだってこういう感覚くらい分かるよ?
所恵美
日陰になってる畳の部屋で扇風機と麦茶なんて、絵に描いたような夏休みっぷりじゃん。
所恵美
んふ、多分みんなも今朝はそう思ったんじゃないかな。
所恵美
ん……それにしても。
所恵美
チビ達が居ないと静かだね〜。
所恵美
セミの声くらいしか聞こえないよ。東京じゃ考えられないよね。
所恵美
ん?なにプロデューサー?
所恵美
…………あぁ、いいのいいの。
所恵美
川遊び組には律子さんも風花も居るし、買い出し組は千鶴が居るから心配ないし。
所恵美
それにホラ、プロデューサーだけここに1人でお留守番じゃあ寂しいでしょ?
所恵美
アハハ♪強がっちゃってぇ、素直にアタシに感謝しておきなよ。
所恵美
……まぁ冗談はおいといて、アタシもたまにはゆっくりしたいかなって。
所恵美
うん。やっぱり東京じゃこの空気感は味わえないからさ。
所恵美
なんていうか、こう……贅沢だなって思うよ。
所恵美
でしょ?さっすがプロデューサー、分かってるねぇ〜。
所恵美
で、どう?そう言うプロデューサーはゆっくりできてる?
所恵美
あはっ、まぁそうだよね〜。この大人数で泊まってたら騒がしくてゆっくりしてられないよね。
所恵美
じゃあ逆に今ぐらいしかないんじゃない?ゆっくりできる時間。
所恵美
ん、そだね。
所恵美
あれ?ていうか、もしかしてアタシが居るせいでゆっくりできてなかったりする?
所恵美
アタシって誰彼構わずつい話し込んじゃう癖があるからさ。もしうるさかったら言ってね?
所恵美
…………そっか、迷惑じゃないなら良かった。
所恵美
なんかちょっと安心した。ありがとね、プロデューサー。
所恵美
そうだ、お礼に何かしたげよっか?
所恵美
マッサージなんてどう?アタシけっこう上手いんだよ〜♪
所恵美
プロデューサーがいつも頑張ってるって知ってるからさ、たまには労ってあげたいなって。
所恵美
え、暑いからいい?
所恵美
いや〜まぁ確かにそうかも知れないけどさ。
所恵美
じゃあマッサージ以外で何かしてほしい事とか、アタシでも手伝える仕事とか無い?
所恵美
ん?
所恵美
………いや、別に気を遣ってるわけじゃあないんだけど。ん〜。なんて言うのかな…。
所恵美
うん?アタシから見たみんなの話?
所恵美
そりゃみんなの事ならいくらでも話せるし……プロデューサーが聞きたいんなら話すけど。
所恵美
でも事務所のみんなの事ならプロデューサーの方が良く知ってるんじゃない?
所恵美
………立場の違いかぁ。ふぅん、そういうもんなんだ。
所恵美
まぁいいや、じゃあアタシ的に気になってるトコを言って行くね。誰からがいい?
所恵美
おっ、昴からとはお目が高いねぇ。
所恵美
じゃあまずは昴ね。昴は自分の事男の子っぽいって思ってるみたいだけど全然そんな事なくってさ…
所恵美
そもそもあの淡いパステルカラーの服を選んでる時点でかなり女の子だと思うのよ。
所恵美
でしょ?やっぱりそうだよね。言葉遣いはともかく、物の好みが女子っぽいよね。
所恵美
別に男の子っぽいトコはそのままでもいいから、女の子らしいトコもあるって自覚して欲しいよね。
所恵美
そういう意味では真や海美も一緒でさ、あの子達自覚がなさすぎるんだよね〜。
所恵美
あ、言っとくけどこの話長いからね。
所恵美
じゃあ続けるよ?そりゃ身近に居る雪歩とか風花に比べたら男っぽいかもしれないけどさ……
(台詞数: 47)