吸血鬼になった少女 6話
BGM
フローズン・ワード
脚本家
れみす
投稿日時
2017-05-26 22:10:04

脚本家コメント
第6話「持ち歌」
カメラによる自己紹介を何とか成功?させた。
次は歌を決めるらしいが果たしてどんな曲になるのか…
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黒井社長
『次は歌なんだが…さすがに1曲だけだと文句言われるから複数用意したからな』
七尾百合子
他にも色々文句を言いたいことがあるけど面倒なことになりそうだから黙っておこう。
黒井社長
『まず1曲目、これはユリにぴったりだと思うぞ。』
七尾百合子
「タイトルは……きゅんっ!ヴァンパイアガール!?」
七尾百合子
【~視聴中~】
七尾百合子
「わ、私が…これを歌うの…?」
黒井社長
『それはユリ次第だ。次はこれ、小さな恋の足音だ。』
七尾百合子
【~視聴中~】
七尾百合子
「さっきの曲と比べると比較的歌いやすいですね。やっぱり恋の歌は恥ずかしいですけど」
黒井社長
『で、次はこれ。フローズン・ワード』
七尾百合子
【~視聴中~】
七尾百合子
「………。」
七尾百合子
「良い曲…ですね。でも、今の私にはこの曲は歌えません。」
黒井社長
『どうしてだ?』
七尾百合子
「私には、この歌詞に書いてあるような惹かれる何かを持ってないから…」
七尾百合子
「そういう気持ちを込めることが今はまだできないと思うの。」
黒井社長
『そうか、では4曲目のタイトルなんだが…』
七尾百合子
「絵本…」
黒井社長
『そう、シンプルなタイトルだがこれも…』
七尾百合子
「絵…本………本…」
七尾百合子
「絵…本………本…あ…あぁ…」
七尾百合子
「いやぁあああああああああああああああ!!!!!」
黒井社長
『ユリ!?』
七尾百合子
「はぁ…はぁ…はぁ…」
七尾百合子
「す…すみません……もう大丈夫です…」
七尾百合子
「よくわかんないんですけど……嫌なことがあったような…そんな感じがしたんです」
黒井社長
『そうか、ならこれはダメだな』
黒井社長
『(きっと人間だった頃の苦い記憶を思い出したんだろうな。本人にその自覚はないみたいだが)』
黒井社長
『(なら最後の【透明なプロローグ】も恐らく拒絶反応が出てしまうだろう…)』
黒井社長
『以上の4つ……候補は2つか。どうする?』
七尾百合子
……この二択なら断然小さな恋の足音のほうがいいに決まってる。
七尾百合子
でも……
七尾百合子
「きゅんパイアでいきます。」
黒井社長
『……一応理由を聞こうか。』
七尾百合子
「本当は小さな恋の足音がよかったですよ。でも…」
七尾百合子
「せっかく吸血鬼アイドルとして売りに出すんですから、それっぽい曲の方がいいでしょ。」
黒井社長
『なら決まりだな。そしたらユリはその曲をしっかり練習しておいてくれ。』
七尾百合子
「わかりました。恥ずかしいけど…何とかやってみます」
七尾百合子
ふぅ…曲も何とか決まったか…。これでまずは一安心だな。
七尾百合子
そういえば…いくら吸血鬼というインパクトがあるアイドルで売りに出すとはいえ
七尾百合子
全く無名の私を使ってくれるところなんてあるのだろうか?

(台詞数: 41)