
高坂海美
ぼーっ……

高山紗代子
でね、その時琴葉ったらね…

高坂海美
ぼーっ……

所恵美
あはは!琴葉もおっちょこちょいだね~。

高坂海美
ぼーっ……

高山紗代子
海美?聞いてる?

高坂海美
えっ?あ、うん、聞いてるよ。ここのパフェ美味しいね!

所恵美
パフェの話なんかしてないってば…。

高山紗代子
さっきからぼーっとしてるけどどうしたの?

所恵美
あ、わかった!もしかして海美ったら恋してるでしょ!

高坂海美
恋!?私が?

所恵美
だって~海美ったら恋する乙女の顔してたよ~このこの!

高坂海美
ちょ、ちょっとめぐちん!からかわないでよ。

高山紗代子
でも海美も恋愛に興味を持つようになったんだね。お姉ちゃん嬉しいよ。

高坂海美
いつお姉ちゃんになったの!?

高坂海美
というか別に私、恋なんてしてないよ。

所恵美
でも何かいいことでもあったんでしょ。例えば~

所恵美
その足の怪我を誰かに手当てしてもらった…とか。

高坂海美
……相変わらず鋭いね、めぐちんは。

高坂海美
あの後着替えに行く途中でね、石に躓いて転んだときに足の怪我を手当てしてくれた人がいたんだ。

所恵美
へぇ~、どんな人?イケメン?

高坂海美
………うん///

所恵美
ひゅ~!海美もやるね~。

高山紗代子
恵美、からかわないの。

高山紗代子
で、その後どうなったの?

高坂海美
……どうもなかった。

高山紗代子
あ、そうなの。

高坂海美
私、あの時のお礼言いそびれちゃったからまた逢いたいんだけど…どこの人なのかわかんなくて…

高山紗代子
う~ん…それは難しいね。何か特徴とかわかる?

高坂海美
……筋肉。

所恵美
へっ?

高坂海美
服で隠れてたけど筋肉がすごいと思う。あの手は絶対そうだよ!

所恵美
……まぁ海美がいうならそうなんだろうね。

高坂海美
はぁ…一体どこの人なんだろうなぁ。
(台詞数: 34)