所恵美
あー!暑い夜にはアイスがうまいねー!アイス食べ歩きしながら帰るのもいいね!
百瀬莉緒
……。
所恵美
お、莉緒がいる…。プロデューサーも一緒じゃん。
百瀬莉緒
ふふっ…♪
所恵美
なんかいい雰囲気じゃ~ん。ちょっと聞き耳立てて……
百瀬莉緒
…いい夜景ね…。
百瀬莉緒
P『…そうだな…綺麗な夜景だ……』
百瀬莉緒
ねぇ、プロデューサーくん。ずっと前から訊きたかったことがあるの…聞いてくれる?
百瀬莉緒
『…ああ、言ってくれ』
所恵美
あれ、これってもしかして…告白とか…!?き、聞いていいのかな…
百瀬莉緒
じゃあ言うね…
百瀬莉緒
じゃあ言うね…バファリンの半分は優しさで出来てるって本当なの?
所恵美
思わせぶりな雰囲気で訊く事それ!!?今の雰囲気と何一つマッチしてないし!!!
百瀬莉緒
『…実際のところはそうでもないな。胃に優しい成分が入ってるとかなんとかだが』
百瀬莉緒
じゃあもしかしたらそのうち本当に優しさで半分くらいは作れる時が来るのかしら?
百瀬莉緒
『そうだな、技術は日々進歩している。出来る時もそう遠くはないだろう…2年後くらいかな』
所恵美
近い!近すぎるよ!!技術の問題じゃないから!!!無責任な返答するなよ!!
百瀬莉緒
長年の悩みが解決してよかったわ。…ねぇ、プロデューサーくんからも私に訊きたい事あるでしょ?
百瀬莉緒
『……ああ。莉緒にはわかってしまうか』
百瀬莉緒
私と君の仲よ。すぐわかるんだから♪
百瀬莉緒
『じゃあ言うよ。』
百瀬莉緒
『じゃあ言うよ。…俺の手の生命線どうかな、短くないかな…?ちょっと不安なんだよね』
所恵美
それ莉緒に訊く必要ないじゃん!!!手相占いにでも行けよ!!!雰囲気重視しようよ!!!
百瀬莉緒
あーこれは…うん、ちょっと不安ね。ボールペンで伸ばしときましょう。(カキカキ)
百瀬莉緒
『やったぁ!これで俺の寿命が延びるぞ!』
所恵美
延びてないから!!!お風呂入ったら消えるからソレ!!!!
百瀬莉緒
…プロデューサーくんの寿命が延びたところで、真面目な話しよっか。…わかってるわよね?
百瀬莉緒
『…ああ。俺と莉緒にとって大切な…とても大切な事だからな…』
所恵美
やっと真面目な展開になって来た…。ど、どんな話かな…
百瀬莉緒
……
百瀬莉緒
……焼きそばについてる紅しょうがっていらなくない?しょっぱいでしょ、アレ。
百瀬莉緒
『だよな!!!!さっきの店の焼きそば、なんで紅しょうがつけてるんだろうな~まったく!!』
所恵美
真面目の真の字もないじゃん!!!取り除いて食べればいいでしょ!!!好きな人もいるんだし!!
百瀬莉緒
やっぱり私と君の相性はバッチリね♪お口直しにもう一軒行こっか!
百瀬莉緒
『そうだな!次はラーメンにでもするか!』
百瀬莉緒
お、いいわね~!おすすめのラーメン屋さん知ってるから案内するわ!さ、行きましょ♪
所恵美
……。
所恵美
なんでこの夜景でロマンティックなやり取りが、何一つ出てこないのあの二人…。
所恵美
しかもアイス溶けてるし!!!!熱さだけは一丁前かあいつらっ!!!今度奢らせてやるっ!!!
(台詞数: 39)