松田亜利沙
ええ…ほんとですかぁ?いくら何でもそれはちょっと、あんまりというか。
如月千早
信じられないのも無理はないと思うけどな、事実なんだよ。青葉さんに聞けば分かる。
松田亜利沙
性別が変わる魔法のカボチャを輸入したというのまでは聞きましたけど。
松田亜利沙
明らかに見た目まで変わってるじゃないですか!どういう事なんです!
如月千早
俺が聞きたいよ。青葉さんは「じゃーん!スペシャルボーナスです!」って言ってたけどな
松田亜利沙
はあ。けどあなた、本当に千早さんじゃなくて…
北上麗花
わ~見てみて亜利沙ちゃん、髪の毛まで千早ちゃんそっくりだよ。
如月千早
れ、麗花。信じてくれるのはありがたいけどな、髪の毛で遊ばないでくれ。
北上麗花
あ、ごめんなさい。貴重な資源ですもんね!
如月千早
ん?待て、どういう意味だそれ。まさか俺がハゲるといいたいのか、冗談じゃない、あのな…
松田亜利沙
わぁ。ストップストップ、落ち着いてください、今はそれどころじゃないですよぉ。
如月千早
それどころじゃない?つまり俺の髪なんて吹けば飛ぶようなちっぽけな存在だって言いたいの
松田亜利沙
落ち着いてくださいってば!
如月千早
…くっ。
松田亜利沙
あ、今の千早さんに全然似てなかったですよ。
北上麗花
ね?だから言ったじゃない、この子は千早ちゃんじゃなくて…
北上麗花
女の子になったプロデューサーさん。でしょ?
如月千早
あ、ああそう言う事だ。ひと目でわかるあたりさすがは麗花だな。
北上麗花
それで、どうやったら元に戻るんですか?
如月千早
分からないよ、今青葉さんが調べてくれてるけど。外回りが無くて良かった…
松田亜利沙
どうしましょう、もし元に戻れないなんて事になったら。
如月千早
心配するなって、こういうのはたいていすぐ終わるもんだよ…多分。
北上麗花
うーん、なんて呼べばいいんでしょう。プロデューサーちゃん、女デューサーさん…
如月千早
好きに決めてくれ。はあ、しかしハロウィンの仮装とやらも楽じゃないな。
北上麗花
まあまあ、前向きに考えましょう?女の子になれるなんて滅多にない機会なんですから。
如月千早
そうだな。ん、待てよ。今なら更衣室にも出入り自由…あずささんと風花、来てたよな?
北上麗花
こーら。出歯亀はダメですよ、デバデューサーさん。
如月千早
くっ。まぁいい、俺は青葉さんの所に行ってくるから。皆へのフォロー、よろしく頼む。
北上麗花
行ってらっしゃ~い♪
松田亜利沙
…さてと。とりあえずこれ以上騒ぎを大きくしない為に話を合わせたが…どうする気かね?
北上麗花
まあまあ。さっきも言っただろう、せっかくの機会だ、楽しまなくては損だよ?
松田亜利沙
そんな悠長な事言われても困るよ、こっちだって色々忙しいんだから。
北上麗花
とか言ってノリノリだったじゃない。よっ、この演技派!
松田亜利沙
あのなあ!そんなノーテンキな事じゃ困るんだよ、これからどうするんだ?
北上麗花
大丈夫大丈夫、この手の物はすぐに効果が切れるはずだよ、心配するだけ損さ。
北上麗花
にしてもキミがこんなにアイドルの口調が上手いとはねえ。これも職業柄か、それとも才能かな?
松田亜利沙
たまたまだよ。にしてもまさか、我々まで変化するとはねえ。これからどうなるんだか。
松田亜利沙
はあ。本当に大丈夫なんだろうな…高木?
北上麗花
心配ないって。ため息つくと幸せが逃げるぞ、どっしりとかまえていたまえ…善澤君?
(台詞数: 39)