ワタシをシルひと…其の10(彼嫌う珈琲)
BGM
初恋バタフライ
脚本家
海鞘♪
投稿日時
2016-02-07 21:17:14

脚本家コメント
台詞回しが少し被ってます…_| ̄|○
恵美)なんでこの立ち絵なのぉ…
海鞘P)恵美の「濡れ芸」と言ったらこれだろ?
恵美)…だけどさぁ〜。

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所恵美
P)…すまんな、所さん…。
所恵美
ううん…いいの、イタズラしていたのは私だし……たたっ。
所恵美
P)ヤケドはしていない? 恵美)ええ…少し冷めてましたから…。
所恵美
P)ちょっと、待ってな? 恵美)私にしては不覚だった…
所恵美
「プロデューサーさんに起きて欲しくて…」
所恵美
「珈琲を淹れたマグカップで彼を誘(いざな)い起こそうか…そうしていたら…」
所恵美
「突然に彼が私に抱きつくかのように飛び起きて…」
所恵美
「私は反射的に身を引いたんだだけど、弾みでマグカップのコーヒーが自分にパシャッ…」
所恵美
「思ったほど熱くはなかったのだけど、しばらく伏せたまま動けなかった…」
所恵美
P)所さん大丈夫か…ではないか…ちょっと待っててな。氷嚢を持ってくる!
所恵美
ううん…顔には浴びてないし、大丈夫よ。
所恵美
P)イヤ駄目だ…今、氷嚢とタオルを持って来るから!
所恵美
「彼はそういうと給湯室からそれを抱えて持って来てくれた。」
所恵美
「私はそれを受け取り、服越しに氷嚢をあてる…」
所恵美
P)いや…先ず服を脱ぎなさい、直接冷やさないと痕が残るかもしれない。 恵美)えっ…
所恵美
少し躊躇った…一度だって、父親意外の男の人に肌を晒したことは無かったから…
所恵美
P)所さん…。
所恵美
えっ…あぁ、はい。「名前を言われ、私は彼に背中を向けて上着を脱ぐ…」 P)どうだい?
所恵美
はい…少し紅くなってます。
所恵美
P)じゃあ、この氷嚢で直接冷やして… 恵美)あっ、ありがとう…。
所恵美
P)それから…はい、タオル。 恵美)えっ……ああ、すみません。
所恵美
P)今、替えの服を探してくるから…それを被っててね。 恵美)はいっ……
所恵美
優しいじゃん…///「ヤケドの火照りが落ち着いた私は、側にあったソファに腰を掛けた。」
所恵美
「…もっとも、別の火照りも覚えているのは確かだけど…///」
所恵美
「__胸のヤケドはまだ、ジンジンと痛い…」
所恵美
恵美)なにをしてんだ私、馬鹿だなぁ。P)…落ち着いたかな、所さん。
所恵美
「私はタオルが開(はだ)けないように彼を向く…」はい…まだ、少しチリチリ痛みますけど…
所恵美
P)そうか…少し見せてくれないか? 恵美)えっ…///
所恵美
P)あ〜…やましいこと無しで…だよ。恵美)えっ…あっ、ああ…はい/// …こんな感じです。
所恵美
P)…うん…やっぱり紅くなってるね。病院に行った方がいいね。 恵美)えっ、でも…
所恵美
P)変な痕が残るよりはマシだからね…今持って来た服を着て…ジャージで悪いけど。
所恵美
…すみません、お願いします…。
所恵美
P)病院に電話しておいたから、来ても大丈夫だって。
所恵美
P)この界隈にあって、事務所の子達も利用する所だから気を使う必要はないよ。
所恵美
恵美)…手慣れているんですね。 P)ここに所属する子がキミ一人って訳じゃないしね。
所恵美
………。
所恵美
P)恵美さん、それに着替えてね?私は事務所の入り口に居るから。
所恵美
「そう言うと彼は事務所の外へ出た…」
所恵美
「私はドアの磨りガラス越しに見える彼に…」
所恵美
……ばか。
所恵美
「…と、ひとつ呟いてから着替えを始めた。」
所恵美
それにしても……
所恵美
私に抱きついてこようとした時…
所恵美
「戻ってきてくれたんだ…」って…
所恵美
誰のことよ…
所恵美
気になるじゃない…。

(台詞数: 46)