北沢志保
P)志保どうだった? 志保)いえ…早合点のようでした。
北沢志保
P)すまんな…変な心配をさせてしまって。
北沢志保
いいえ…父に関しての情報は本当に少ないので…気になる情報があったら教えてください。
北沢志保
あまり無理をするなよ? 志保)あ……。
北沢志保
P)心の乱れは、身体の調子を狂わす…今日は送るから帰ろうな? 志保)すみません…あの。
北沢志保
P)気にするな。…みんな志保を送ってくる。少し時間がかかるから、今日は切り上げていいぞ。
所恵美
いいよぉ〜♪私、プロデューサーが帰るまで事務所で留守番してるから…送ってあげてよ。
高坂海美
ぷっ…プロデューサーさん、わっ私も待ってていいかな?
高坂海美
P)うん、ありがとう。恵美と一緒にお願いな?
高坂海美
はぁい、全力で待っちゃいます♪
所恵美
全力ってなによ…
所恵美
P)じゃあ、恵美頼むな?…もし、社長か律子が来るようなら話しておいてくれ。
所恵美
うん、分かった。
所恵美
P)なんかあったら、連絡はするからな?
所恵美
志保からの「プロデューサーに襲われるぅ〜」のメールだったりして♪
所恵美
P)めぇ〜ぐぅ〜みぃ〜♪ 恵美)ごめん冗談!
北沢志保
P)さぁ、志保行くぞ? 志保)はい…すみません失礼します。
所恵美
じゃあねぇ〜♪
北沢志保
P)…プロデューサーさん恵美さんと何かあったんですか?
北沢志保
P)まあな…彼女も志保と同じように目指すものを与えた。
北沢志保
つまり、恵美さんも?
北沢志保
P)そういうこと…ライバルが増えて不満かな?
北沢志保
いえ…恵美さん、何か悩んでいたようでしたから。
北沢志保
そのことが変わった理由なのかもしれませんね。
北沢志保
P)そうだな…。
北沢志保
あっ、電話が…
北沢志保
P)出ていいぞ?
北沢志保
すみません…あっ、お母さん…なに?えっ……
北沢志保
P)どうした?
北沢志保
すっ…すみません……このまま、母の病院に行ってもらえませんか…。
北沢志保
P)志保の顔を覗き込むと顔面蒼白で…さっきまでの気丈な面持ちが消えていた。
北沢志保
P)何かあったんだな?
北沢志保
わたし…わたしっ、どうしたら…。
北沢志保
プロデューサーさん…私…あっ……。
北沢志保
P『気がつくと私は、志保の手をに優しく手を包み込まれるように握っていた。』
北沢志保
P)志保…一人で抱え込むな…な?
北沢志保
はい…父が……
北沢志保
P)お父さんが……いい知らせではないのだな?
北沢志保
はい……
北沢志保
P)それ以上、口にするな。ほら、ハンカチ…
北沢志保
ありがとう……ございます…
北沢志保
P『志保は…病院までの道中、手にしたハンカチでしきりに嗚咽を堪えていた…』
(台詞数: 42)