北沢志保
「中学校に入学して、夏休みの初日…」
北沢志保
「アイドルについて、説明会をするよと…」
北沢志保
「プロデューサーさんから電話がかかって来た。」
北沢志保
「夏休みの宿題に取り掛かろうとしていたところにこの電話……まったく。」
北沢志保
「早く、宿題に取り掛かりたくて…」
北沢志保
「電話越しのプロデューサーさんの話に気の無い返事を返していたのだけど……」
北沢志保
「私はそのプロデューサーさんの話に聴き入ってしまい…」
北沢志保
「いつの間にか、私の足は…説明会へと765事務所に向いていた。」
北沢志保
「私はふらっと、765プロの事務所の建物の前に立って…はっと我に返える。」
北沢志保
ちょっと、何をやってるのよ私…宿題しなくちゃいけないのに…帰ろ…。
北沢志保
?)おお、北沢さん… 志保)「私はその呼び止める声にビクッとして…立ち止まる。」
北沢志保
「私を呼び止めたのは、765プロのプロデューサーさんだ…」
北沢志保
P)…って、あれ?何か用事があったかな?
北沢志保
いえ、偶然通りかかっただけで…偶然です…。 P)ん?
所恵美
ヤッホー♪プロデューサー♪(抱きっ♪)
北沢志保
「なっ何…この人。突然、プロデューサーさんに抱き付いて…」
所恵美
プロデューサーひどいよぉ〜、遠くから呼んでたのにさぁ…。
所恵美
P)すまんな、恵美くん…
所恵美
グリグリ…プロデューサー、「くん」は、無しぃ!「恵美」って呼んで♪
所恵美
P)はいはい……_| ̄|○
所恵美
ん?プロデューサー、この子はだれ?
所恵美
P)あぁ、紹介するよ。こちら、北沢志保さん…今度ウチの事務所に所属するようになった子だよ。
所恵美
よっ、よろしく。私、所恵美ね♪
北沢志保
初めまして、北沢…志保です…よろしく。
所恵美
ん?どうしたの?
北沢志保
いっ…いえ。スタイルがいいなぁって…モデルさんですか?
所恵美
まあね〜…バイトだけど♪
北沢志保
バイト……ですか。
所恵美
そっ♪…こうは観えるけど、私あんたと同じくらいだし。
北沢志保
え?
所恵美
よいしょ…んしょ……ね?ん…ちょっと私が低いかな?
所恵美
あんたもモデル志望なんでしょ?よろしくねっ♪
北沢志保
よろしく…お願いします。
所恵美
P)恵美くん…道端でヒールを脱がんでも… 恵美)いいじゃない………♪
所恵美
……プロデューサー、歩くと痛いから事務所の中までおんぶして♪
所恵美
P)はいはい…_| ̄|○
所恵美
にひひ…♪
所恵美
志保、プロデューサーの背中おっきくて気持ちイイから今度頼んでみたら?
北沢志保
そうですね…そのうち。
北沢志保
P)よいしょっ…と、すまんなぁ…志保さん、だらしない先輩を見せてしまって…
所恵美
えぇ〜プロデューサーひどいぃ〜どういうことぉ〜?志保は私と同い年くらいでしょお?
所恵美
いや……今年、中学校に入ったばかりだ。 恵美)……マジ?
所恵美
P)マジ。
所恵美
プロデューサー、私さぁ…。もう…志保に勝てる気しないんだけど……
所恵美
P)別の路線を考えるんだな? 恵美)うわーなにそれ、マジきついけど…。
所恵美
P)コラコラ叩くな…_| ̄|○
北沢志保
これが、私と恵美さんの最初の出会いだった。
(台詞数: 47)