
所恵美
ぷろでゅ〜さぁ〜……助けてよぉ〜……。

北上麗花
わぁ♫恵美ちゃん、ついに産まれたのね♫男の子?女の子?

所恵美
ついにって何!?も〜、マジで困ってんだってば〜。

所恵美
親戚の人から、どうしても午前中だけお願いって言われちゃって……。

所恵美
お願い!プロデューサー!あたし仕事マジで頑張るから、午前中だけ一緒に面倒みてよ〜。

所恵美
『ふぇ……ふぇ……ふぇぇぇぇぇ!!』

所恵美
ぎゃー!ど、どどどどどうしようプロデューサー!?あたし何にも分かんないよ〜!

北沢志保
あの、多分お腹が空いてるんだと思います。

北上麗花
それなら、私が赤ちゃんの頃飲んでた粉ミルクがまだうちにあったはずだから持ってこよっか♫

所恵美
そんな恐ろしい消費期限物は捨てて!

所恵美
志保〜どうしたらいいの?お願い!助けてぇ〜!

北沢志保
恵美さんが下げてる大きなバッグ、お母さんから預かったものじゃないですか?

所恵美
え?そうだけど……?

北沢志保
ちょっと中、見せてください。

北沢志保
……うん。粉ミルクもオムツも、ちゃんとある。これなら大丈夫そうね。

北沢志保
プロデューサー、少しぬるめのお湯を用意してくれますか?恵美さんはタオルを。

所恵美
うん、分かった!プロデューサー、早く早く!

北上麗花
ねえねえ志保ちゃん。私は?私は何したらいい?

北沢志保
麗花さんは……赤ちゃんに『いないいないばぁ』でもしてあげてください。

北上麗花
うん♫分かった♫いないいな〜い、ばぁ〜♫ばぁ〜♫

所恵美
【ーー三十分後ーー】

北沢志保
『んくっ、んくっ、んくっ……』

北沢志保
うん……いい子だね。いっぱいお腹空いてたね。我慢できて偉いね。

北上麗花
ねぇ聞いて恵美ちゃん。あの子私がいないいないばぁする度に泣いちゃったの。不思議だね〜♫

所恵美
そりゃお腹空いてたからね……。志保は凄いな〜。尊敬しちゃうよ。

北沢志保
私、弟いるから慣れてて……。

北沢志保
ふふ、お腹いっぱい?もうちょっと頑張ってゲップしたら、お昼寝しようね?

北沢志保
〜♫〜〜♫

所恵美
ほんっと凄いや……あたし、志保に女として完全敗北って感じだよ……。

北沢志保
そこまで大したことじゃ……うん、寝ていいよ。起きたらママに会えるからね……〜♫〜〜♫

北上麗花
子守歌まで歌って〜♫あの子は志保ちゃんの子供だったんですね〜♫

北沢志保
もう……からかわないでください。

北上麗花
ねえねえ志保ちゃん。赤ちゃん抱っこして良い?

北沢志保
眠ったばかりですから、気を付けてくださいね?

北上麗花
えへへ〜♫予行練習♫ほら〜パパですよ〜♫

所恵美
ーーーーガタッ

北沢志保
ーーーーガタガタッ

北上麗花
えへへ〜♫恵美ちゃん、撮って撮って♫

所恵美
良いよ、撮る撮る!撮ったら麗花、次はあたしの番だかんね!

北沢志保
…………あ、あの、私も……後で……

北上麗花
わぁ〜♫私とプロデューサーさんが夫婦みたい♫

所恵美
麗花!早く早く♫

北沢志保
あの、私も……

所恵美
にゃはは♫これはバレたら凄いことになるね〜♫

北上麗花
わぁ〜〜♫恵美ちゃんもお似合いね。とっても可愛い♫

北沢志保
あの……私……も……

所恵美
これ、ちょっと照れるね〜♫

北沢志保
ーーーー!私も撮ってください!!

北沢志保
あ………………。

所恵美
【この後、恥ずかしがって口を利いてくれない志保を死に物狂いで慰めたのは、また別のお話】
(台詞数: 50)