所恵美
……いやー、今日のパーティーは華やかだったでしょ?自分で言っちゃうのもアレだけどね。
所恵美
アタシがファッションに凝るの好きだっていうの酌んでくれてさ。みんな着飾って来ちゃったから。
所恵美
まあ、まさかのり子と朋花が前のツアーの衣装をそのまま着ちゃうとは考えなかったけどさあ。
所恵美
……へへっ、そうだったね。どっちの服も、アタシがアドバイスしたんだよね。
福田のり子
(『なんだか新鮮な気持ちだよ!自分じゃこんな服、選ぶことないからね。』)
福田のり子
(『恵美に感謝しないとね。エステも革命的だったけど、この衣装でアタシ、一皮剥けた気分。』)
天空橋朋花
(『あまり肌を晒すのは好まなかったのですが、その分チャイナドレスは衝撃でしたね〜。』)
天空橋朋花
(『拒絶ではなく挑戦の心が持てたのは、恵美さんの素晴らしい見立てがあってこそですね〜。』)
所恵美
……二人があの時のドレスを着たのは、そうやってアタシに感謝の気持ちを伝えるためだって。
所恵美
……アタシ、ちょっと泣いちゃいそうになってさ。何気なくやったことでも、感謝されるんだね。
所恵美
……そんな話してて思い出したんだけどさ。アタシ昔、洋服屋さんになりたいって夢、持っててね。
所恵美
まー、洋服屋さんなら自分で好きな服着放題じゃんってコドモの発想だったんだけど!にゃはは。
所恵美
でも、その頃からずっと服選びするのは好きだったからさあ。今も安いお店回ったりしてるよ。
所恵美
……プロデューサー知ってるかな?洋服選びって案外アタマ使うんだよ?
所恵美
好きなもの選んで、好きなものばっかりで固めても、いざ見てもらうとキマらないこと多いんだ。
所恵美
なんて言うのかな。コーディネートのバランスが崩れるってのも有るんだけどね。
所恵美
一番多いのは、自分が見てお気にになっても、自分が着ると似合わないってパターンかな?
所恵美
だからさあ、『この服を着てる自分』ってのを、客観的?に見なきゃいけないわけ。
所恵美
自分のじゃなくて、友達の服選ぶのはもっと大変だよ?似合うのを見立ててもさぁ……
所恵美
着る本人が満足してくれなきゃだし。着る方も見る方もしっくり来るの探さないとだからね。
所恵美
……でさあ、これって何かに似てるって思ったんだけど。
所恵美
プロデューサーがアタシ達に仕事持って来るのと同んなじじゃん?
所恵美
アタシ達がテンション上がって、そんでもってファンのみんなが喜ぶ仕事選びって大変じゃない?
所恵美
……ムリしなくてもいいって。プロデューサーも天才じゃないから、いろいろ悩んでるじゃん。
所恵美
プロデューサーは、自分のセンスを信じて仕事取って回してくれればいいよ。
所恵美
アタシ達はさ、何だかんだでプロデューサー信頼してるから。機嫌悪くすることそんなに無いって。
所恵美
……そうだね。千早とか風花は結構グチグチ言ってるよね。でも、仕事すっぽかしたりしないよ?
所恵美
……
所恵美
……少なくてもさ。アタシはプロデューサーのこと、信じてるから。
所恵美
……
所恵美
……今、情報番組のファッションコーナーのオファーがあるの?
所恵美
……アタシに任せてくれるの?いいねぇ。それ、昔の憧れが叶うみたいじゃん。
所恵美
……もちろんガンバるよ!これも誕生日プレゼントの一環かな。
所恵美
……そうそう。洋服屋さんより前に思ってた、アタシの憧れはさあ……
所恵美
……『お嫁さん』、なんだよね。……プロデューサー、それもいつか叶えてくれる?
所恵美
……ビックリした?ドキドキした?これ、アタシのサプライズプレゼント返しね、にゃはははっ!
(台詞数: 36)