篠宮可憐
……ど、どうして私はここにいるんでしょうか…
篠宮可憐
(4月14日、私はプロデューサーさんに呼ばれて繁華街に来ていました……)
篠宮可憐
(私だけが呼ばれた嬉しさと緊張が入り交じって少し萎縮して。)
篠宮可憐
P「悪いな。いきなり来てもらう事になって」
篠宮可憐
い、いえ……私でよければいつでも良いですけど。
篠宮可憐
P「そうか♪本当は自分だけでした方が良いんだろうけど……」
篠宮可憐
……え?
篠宮可憐
P「明日の恵美の誕生日に、香水をプレゼントしようと思っているんだけど、」
篠宮可憐
P「自分に自信がなくてな……可憐にも見てもらいたいんだ。」
篠宮可憐
……
篠宮可憐
…………
篠宮可憐
………………
篠宮可憐
分かりました♪私に出来ることなら精一杯頑張ります!
篠宮可憐
P「そうかありがとう!早速行こうか」
篠宮可憐
はいっ。
篠宮可憐
(私は、この劇場が好きだ。この劇場の仲間が好きだ。私がアイドルでいられるのは、)
篠宮可憐
(劇場の皆に支えられてるのも大きい。だから、返せる恩は返したい。)
篠宮可憐
(デ、デートで無かったのは少しだけ残念だったけど……)
篠宮可憐
P「この、ホワイトムスクって香水が恵美に合いそうだと思うんだけど……」
篠宮可憐
ええ、私も良いと思いますよ、恵美さん、きっと喜びますよ♪
篠宮可憐
P「そうか。でも可憐のお勧めとかは無いか?」
篠宮可憐
ありません。プロデューサーさんが選んだことが一番重要ですから♪それにしましょう。
篠宮可憐
P「そうか……分かった。これを買ってくるよ。」(レジへ)
篠宮可憐
…………
篠宮可憐
P「いや、今日はありがとうな。助かったよ。何かお礼をしたいんだが。」
篠宮可憐
……そうですか?そしたら一つだけ。
篠宮可憐
P「なんだ?何でも買うぞ。」
篠宮可憐
いえ、物ではありません。ただ、恵美さんにプレゼントを渡すときに、
篠宮可憐
プロデューサーさんだけで選んだ事にしてください♪
篠宮可憐
P「え……それは良いけど、何で?」
篠宮可憐
何でも、です。
篠宮可憐
(だって、そちらの方が恵美さんが喜ぶから……)
所恵美
~翌日~
所恵美
え……この香水、プロデューサーさんが選んでくれたの?
所恵美
P「…ああ。」
所恵美
……そう。凄く嬉しいな!喜んで使わせて貰うね♪
篠宮可憐
(誕生日おめでとうです恵美さん♪)
(台詞数: 37)